六本木サテンドール 東日本大震災チャリティーライヴ

第10回 東日本大震災チャリティーライブ@六本木【SATIN DOLL】
(2012年2月6日)レポート

2012年、第一回目のサテンドールチャリティーライブはほぼ満席で大盛況でした。
ミュージシャンの皆さま、お店のスタッフの皆さま、いつもありがとうございます。
そしてなにより、毎回欠かさず来てくださるお客様には、感謝!感謝です!
これからも宜しくお願い致します。

さて、大造さんともこさんから<びっきこども基金>の活動報告があり、現状とこれからの方針等が伝えられました。子供たちの心のケアーも重要な課題です。
第10回 東日本大震災チャリティーライブ@六本木【SATIN DOLL】
今回は、びっきファミリーの日野美歌さんも参加して、ジャズナンバーを歌ってくださいました。『氷雨』のジャズバージョンもなかなかカッコ良かったです!
第10回 東日本大震災チャリティーライブ@六本木【SATIN DOLL】
そして、本チャリティーライブ発起人の麻生ミツキータ光希さんが新たにファミリーになりました。ミツキータさん、今後とも宜しくお願いします。

第二部のラストは全員で「虹を架けよう」を熱唱!大いに盛り上がりました。
第10回 東日本大震災チャリティーライブ@六本木【SATIN DOLL】


インフルエンザが猛威をふるっている時期でしたが、それにも負けない熱気あふれる素敵なライブでした。
かくいう小生は、不覚にも体調を崩し、満足なレポートができず面目ありません・・・。

レポーター:聖

第9回 東日本大震災チャリティーライブ@六本木【SATIN DOLL】
(2011年12月5日)レポート

年が明けましたが、復興にはまだまだ時間がかかります。今年も一層の支援が必要です。
前回もお知らせしましたが、当初2011年12月までの予定だった本ライブが、2012年も引き続き行われることになりました。2月6日、5月7日、8月6日、11月5日(いずれも第一月曜)に素晴らしいステージを見ることができますので、この素敵なイベントに是非多くのみなさんにご参加頂きたいと思います。サテンドールの井上社長、発起人ミツキータさん、趣旨に賛同して毎回出演してくださっているミュージシャンの方々、そしてスタッフのみなさん、今年も宜しくお願い致します。

さて、今回はサテンドール始まって以来、初めてのことだったと思いますが、ステージで和太鼓ユニットの演奏がありました。ユニット名は「音阿弥(おんあみ)」。古立ケンジさんと西片翠敬さんお二人の息の合った野性的かつ緻密、そしてスリリングな演奏が店内に大音量で響き渡り圧倒されました!ミュージシャンの方々からも喝采を浴び、音楽に垣根はないと改めて実感しました。老舗のシャズライブハウスでありながら、和太鼓演奏の企画を二つ返事でOKされた井上社長も太鼓腹・・・、いや失礼…、太っ腹!
最後に和太鼓も入って全員でセッションした『Skindo Le-Le』は大いに盛り上がりました。古立さんの面白キャラもグーでした。
サテンドール特別ユニット「サイータ&ミツキータ」で聴き慣れたこの『Skindo Le-Le』は(先日発売されたCD<夜空ノムコウ―麻生ミツキータ光希>にも収録されています。)、阿川泰子さんが歌って日本でヒットし、小生の記憶にもその印象が強いのですが、オリジナルは、1980年<VIVA BRASIL―VIVA BRASIL(男性5人グループ)>というアルバムに収録されている曲です。ノリのいいサンバで、阿川さんの他にも多くの日本の女性ジャズボーカリストがカバーしています。
第9回 東日本大震災チャリティーライブ@六本木【SATIN DOLL】

今回の「ピカイチ・ステージ」

10曲目『Mercy,Mercy,Mercy』
(Sax)山田壮晃、原川誠司、miwako、(P)砂田知宏、(B)河原秀夫、(G)高嶋宏、(Dr)村井洋介、(Per)Doremi♪、(Tp)田中哲也、(Tb)佐藤春樹、花島英三郎

この曲は、1966年の「Cannonball Adderley」の代表的な曲で、ジャズファンでなくても、ロックなどでもカバーされていますので、どこかで耳にしているのではないでしょうか?(で、なんとなく日本の演歌っぽいフレーズもちょこっと・・・。小生だけの空耳ですかね・・・。)
今回はなんと、日本のジャズブルースギタリストの第一人者、高嶋宏さんが参加してくれました!とにかく、11人のユニゾンが快かったです!!チョット打ち合わせ、パッと始めて、バッチリ合うのは、やっぱりジャズミュージシャンのすごいところです。
第9回 東日本大震災チャリティーライブ@六本木【SATIN DOLL】
ちなみに、今回演奏された曲目と演奏者(敬称略)を以下に記載致します。

1.『Billie’s Bounce』
(P)砂田知宏、(B)河原秀夫、(Tp)田中哲也、(Tb)佐藤春樹、花島英三郎
(Sax)原川誠司、(Dr)村井洋介
2.『Volare』
(Vo)麻生ミツキータ光希(P)砂田知宏、(B)河原秀夫、(Fl)井上信平、
(Per)Doremi♪
3.『Winter Wonder Land』
(Vo)マミコ・バード、(P)砂田知宏、(B)古木佳祐、(Fl)井上信平、(Dr)守新治
4.『All The Things You Are』
(Vo)みづもとあつこ、(P)砂田知宏、(B)古木佳祐、(Fl)井上信平、(Dr)守新治
5.『Cheek to Cheek』
(Vo)飯田久美子、(P)古木佳祐、(B)落合康介、(Sax)原川誠司、(Dr)守新治
6.『’S Wonderful』
(Vo)Miyui、(P)古木佳祐、(B)落合康介、(Sax)原川誠司、(Dr)守新治
7.『Top of the World』
(Vo)chica、(P)古木佳祐、(B)落合康介、(Dr)小林陽一
8.『That Old Blackmagic』
(Vo)ちほわたなべ、(P)砂田知宏、(B)河原秀夫、(Sax)miwako、(Dr)小林陽一
9.『Caravan』
(Vo)冨田佳音、(P)砂田知宏、(B)河原秀夫、(Per)Doremi♪、(Dr)小林陽一
10.『Mercy,Mercy,Mercy』
(Sax)山田壮晃、原川誠司、miwako、(P)砂田知宏、(B)河原秀夫、(G)高嶋宏、
(Tp)田中哲也、(Tb)佐藤春樹、花島英三郎、(Per)Doremi♪、(Dr)村井洋介
11.『My Way』
(Vo)財満光子、(P)砂田知宏、(B)河原秀夫、(Sax)山田壮晃、(Dr)村井洋介
12.『Santa Claus is Coming to Town』 13.『The Christmas Song』
(P,Vo)石田桃子、(B)河原秀夫、(G)高嶋宏、(Fl)井上信平、(Dr)村井洋介
14.『I’m in the Mood for Lave』
(Vo)小柴大造、麻生ミツキータ光希(P)砂田知宏、(B)河原秀夫、(G)高嶋宏、
(Dr)守新治
15.『What a Wonderful World』
(Vo)山寺宏一、(P)砂田知宏、(B)河原秀夫、(G)高嶋宏、(Dr)守新治
16.『虹を架けよう』(復興支援ソング 作詞・作曲:小柴大造)
(Vo)小柴大造、山寺宏一、麻生ミツキータ光希、(P)砂田知宏、(B)河原秀夫、
(G)高嶋宏、(Dr)守新治
17.『「berimbau「ビリンバウ」』
(Vo)TOYONO、(P)砂田知宏、(B)河原秀夫、(Tb)佐藤春樹、(Per)Doremi♪、(Dr)守新治
18.『One Note Samba』
 (Dr,Vo)守新治、(P)砂田知宏、(B)河原秀夫、(G)高嶋宏、
(Per)麻生ミツキータ光希、Doremi♪
19.『Just Friends』
(Vo)有桂、(P)砂田知宏、(Sax)山田壮晃、(Tp)田中哲也、(Tb)花島英三郎、
(Dr)村井洋介
20.『The Gift』
(Vo)Ryo-ka、(P)砂田知宏、(B)落合康介、(Tp)田中哲也、(Per)Doremi♪、
(Dr)村井洋介
21.『Smaile』
(Vo)飯田さつき、(P)古木佳祐、(B)落合康介、(Sax)原川誠司、(Dr)小林陽一
22.『Blues in the Night』
(Vo)千景、(P)古木佳祐、(B)落合康介、(Sax)山田壮晃、(Dr)小林陽一
23.『玉鋼』 24.『My Way』(作曲:古立ケンジ) 25.『(曲名なし即興)』
  (締太鼓,担ぎ桶太鼓)古立ケンジ(長胴)西片翠敬
26.『Santa Claus is Coming to Town 』
(Vo)藤倉メグミ、(P)砂田知宏、(B)古木佳祐、(Sax)原川誠司、miwako、
(Dr)村井洋介
27.『My Funny Valentine』
(Vo)chiko、(P)砂田知宏、(B)古木佳祐、(Sax)miwako、(Dr)村井洋介
28.『素敵なあなた』
(Vo)結城章子、(P)砂田知宏、(B)古木佳祐、(Dr)村井洋介
29.『Skindo Le-Le』
(Vo)麻生ミツキータ光希、斉田佳子、(P)砂田知宏、(B)古木佳祐、(G)高嶋宏、
(Sax)原川誠司、miwako、(Tp)田中哲也、(Tb)花島英三郎(Per)Doremi♪、
(Dr)村井洋介、(和太鼓)古立ケンジ、西片翠敬

※資料提供:麻生ミツキータ光希さんと生徒のみなさん、ありがとうございました。
※文章が硬いとのご指摘があり、前回修正が入りましたので今回より文体を変えました。
 また、諸事情によりレポートが遅れてしまいましたことをお詫び申し上げます。

レポーター:聖

第8回 東日本大震災チャリティーライブ@六本木【SATIN DOLL】
(2011年11月7日)レポート

有難いニュースです。当初2011年12月までの予定だった本ライブが、来年も行われることが決まった。2月6日、5月7日、8月6日、11月5日いずれも今年と同じ月曜に素晴らしいステージを見ることができる。否、素敵なイベントに参加できる。井上社長とミツキータさん、そして賛同して毎回参加して頂いているミュージシャンの方々に深謝です。

私事ですが、今回のライブで懐かしい顔に出会いました。20年ほど前に、ジャズギタリスト高嶋宏氏のHIROSHI TAKASHIMA &THE SOUL MEETINGのアルバム「IN MY SOUL」制作に関わったことがあり、その時のメンバーだったベーシストの佐々木悌氏に会うのは久しぶりでした。相変わらずノリのいい御人でしたが、ほろ酔い気分で自分の出番でもないのにチェロをベース変わりに爪弾く氏はステージを大いに盛り上げてくれました。その発祥には諸説ありますが、ジャズは何も堅苦しいものではなく、そもそもはその場にいる誰しもが楽器を(楽器が無くても体を用いて音楽を)奏で、悲しみや楽しみを共有できるものだったことを改めて感じさせてくれました。

6回目から、演奏の合間や休憩時間にマジックが加わった。本チャリティー発起人のミツキータさんの発案で、お客さまに対するおもてなしの心憎い演出である。酒を飲むならやっぱり「楽しく」!いいですねー。今回のラストソングは「明日があるさ」でした。またまた元気をもらいました。以下に「第8回:東日本大震災チャリティーLIVEヴァージョン(作曲:中村八大/チャリティー替え歌☆作詞:ミツキータ)」と銘打った歌詞をご紹介させて頂きます。


  • ♪明日があるさ明日(あす)がある 熱いJAZZには夢がある
    いつかきっと いつかきっと わかってくれるだろう
    明日がある 明日がある 明日があるさ
        
    ♪SATIN DOLLでいつも逢う ダンモの好きな粋なヤツ
         もう来る頃 もう来る頃 今夜はまちぼうけ
     明日がある 明日がある 明日があるさ

    ♪明日があるさ明日がある びっきの会には愛がある
     社団法人こども基金 サポーター募集中
    明日がある 明日がある 明日があるさ

    ♪明日があるさ明日がある チャリティーLIVEにゃ続きある
     次月来月 来年は二月 第一月曜日
     12月もある 定期継続 皆様の御陰です
    ~明日がある 明日がある 明日があるさ×3~

次回もあっと驚くような仕掛けを準備してくれているに違いない。



今回の「ピカイチ・ステージ」

(Vo)マミコ・バード、(P)田中裕士、(B)角田隆太、(Dr)村井洋介、(Sax)原川誠司の『What a Wonderful World』


曲名が紹介されて、ピアノの田中裕士さんが鍵盤を撫で始めたら・・・普段聴き慣れたイントロではなく、一瞬あれっ?と思った。しかしそれは面白い裏切り。JAZZの醍醐味は、スタンダードであればミュージシャンは演奏前にごくごく短い打ち合わせをしてすぐにセッションが出来、お馴染みのテーマやフレーズを安心して聴けるということでもあるが、予想だにしない展開やアドリブがあるというところも面白い。ソロ中に全く違う曲のテーマを入れてみたり、その人ならではのフレーズがあったりする。意表を突くアレンジで曲のイメージがガラリと変わってしまうこともまたJAZZの醍醐味の一つ。ちょっと変わった「この素晴らしき世界」に聴き入ってしまったが、意外性ということでいえば、小生の記憶の中では菅野邦彦の「枯葉」はその最たるものであり、30年前に耳にしたあのアルバムは未だに脳裏に焼き付いている。本当にブッ飛んだ!衝撃的であった。
          
是非、安心と裏切りを楽しみにSATIN DOLLにお越しください。

レポーター:聖

第7回 東日本大震災チャリティーライブ@六本木【SATIN DOLL】
(2011年10月3日)レポート

毎回最後に、全員で元気になる曲を歌うのが恒例となっている。ステージには出演者がずらりと並び、客席も一体となっての大合唱である。
  • 第1回 上を向いて歩こう
  • 第2回 ふるさと
  • 第3回 I just called to say I love you
  • 第4回 Hey Jude
  • 第5回 Imagine
今回は2度目のI just called to say I love youをみんなで歌った。

第7回 東日本大震災チャリティーライブ@六本木【SATIN DOLL】(2011年10月3日)

ご存知の通り、復興支援song「虹を架けよう」が先日You Tubeから発信された。映像の中の笑顔に、涙が出た!元気も出た!そしてこれからもずっと応援するぞと改めてやる気が出た!もちろん、被災地の方々に元気になってもらい、夢と希望を持ち続けて欲しい、というBikkisからの熱いメッセージだが、東北を応援する多くの仲間達にも、支援をし続ける気持ちを新たにさせたに違いない。次回は是非、ラストソングとしてみんなで歌えることを期待している。

今回、初代ウルトラマンの古谷敏さんをお連れした。ウルトラセブンではアマギ隊員としてご出演されている。ウルトラマンは子供達に夢と勇気を与えたヒーローだが、東宝の二枚目俳優でありながら、息もまともにできず、周りもよく見えない仮面で顔を隠し、自由のきかないスーツを着てヒーローを演じる古谷さんはいつも命懸けだったそうである。 スーツの中は汗の海、体重が日に日に減り、吐き気とケガで体はボロボロ・・・。撮影スタジオに向かう足取りはいつも重かった。今日こそ降板の意思を伝えようと決め、スタジオに行くため渋谷から成城学園前行のバスに乗った8月の終わりのある日、4人の小学生がにぎやかにしゃべりながら乗り込んできて古谷さんの近くの席に着いた。目を輝かせ興奮しながら話しているのはウルトラマンのことだった。それを聞いた古谷さんは、「この子たちの夢を断ってはいけない。子供たちが自分の夢を育てる、その手伝いをしよう。」と心が定まった。その後も謙虚にその気持ちを持ち続け、精力的に全国を飛び回わり、子供たちと、そしてその親世代の昔の子供たちに夢と勇気を与え続けている。本チャリティーライブにも賛同して来てくださった古谷さんは間違いなく紳士、ウルトラジェントルマンである。サテンドールの井上社長およびスタッフの方々、出演者の面々、みやぎびっきの会のメンバーならびにサポーターにも相通ずるものである。一緒に子供たちの未来を見守っていかなければと思う。



ピカイチ・ステージ!

ブラザーシスターズの「上をむいて歩こう=sukiyaki song」英語version(本ライブでも第1回目にラストソングでみんなで歌った。その時は勿論オリジナルの日本語)。なぜだか今この歌を聞くと元気が出る。作詞の永六輔さんに言わせると本当は失恋の歌らしい・・・。しかしこの歌は、日本人が一丸となって戦後の焼け野原から立ち上がり、見事に復興を果たした、高度成長期の真っただ中の1963年6月、米国ビルボード誌で週間ランキング第1位となり、その年の年間ランキング第10位となった。ある意味、日本再生の象徴的歌というイメージが日本人の心に焼き付いたのではないか、その歌が今、我々のDNAを揺さぶり、東北は必ず立ち直るという強い思いに繋がっているのではないかと勝手に思っている。
余談だが、この歌は国内外を問わず、後に数多くのアーティストによってカバーされている。11月に発売されるSusan Magdalane Boyleの日本版CDには、ボーナストラックとして「上を向いて歩こう/THE FIRST STAR」が収録されている。

さあ、サテンドールに来てみんなで元気になる歌を歌おう!

レポーター:聖

第6回 東日本大震災チャリティーライブ@六本木 【SATIN DOLL】
(2011年9月5日) レポート

あの日から半年が過ぎ、人々の意識がだんだん薄れてきている感もあるが、復興までにはまだまだ時間と、労力と、資金が必要だ。震災から約一ヶ月後の4月17日に行われた第1回から、今回で6回目となる本チャリティーライブは、のべ180人のミュージシャンがボランティアで出演し、そのミュージックフィー(@2,800)はすべて<びっきこども基金>に寄付されている。募金総額は100万円を超えた。これからも可能な限り続けていきたいと熱い思いを持ち続けている発起人の麻生ミツキータ光希さん(Vo)に、本番前にお話を伺った。

― Q 本チャリティーライブが始まった経緯をお教えください―

震災の影響で仕事が全部ストップしてしまい、無力感で1週間位かなり落ち込んでいました。音が消えた1週間でした。でもやはり、自分の人生には音楽しかなく、音楽の限りないパワーで何らかの行動を起こさなければと思い、サテンドールの井上社長に話をしました。井上社長は快く受け入れてくださり、お店のレギューラーメンバーに参加を呼び掛け、年内月一回ペースのチャリティーライブが実現しました。

― Q <びっきこども基金>との出会いはなんですか?―

当初、募金先は特に意識はしていませんでした。とにかく被災地へ間違いなく届くところへ寄付をしたいと思っていました。そんな時、知り合いの方から<みやぎびっきの会>の小柴大造さんを紹介されお話をする機会がありました。私が、子供が大好きということもあり、会の趣旨と小柴さんの人柄に惹かれて心が決まりました。その後、6月18日と8月30日の私のビッグバンドのステージにもサプライズ・ゲストとして出演して頂きましたが、今思えば、出会いは偶然ではなく必然だったと感じています。

― Q このライブの見所はどこですか?―

毎回大勢の実力派ミュージシャンの方々に出演して頂いていますが、ほかでは絶対に見られない意外な組み合わせ、セッションが最高に面白いです!しかもジャズのスタンダードだけではなく、ラテンやポップス、日本の曲もアレンジされて演奏されます。そういった意外性がジャズの醍醐味のひとつです。そしてそれをきっかけに新たなユニットが生まれたりして本当に楽しいです。復興支援という共通の目的でミュージシャン同士のコミュニケーションの場にもなっています。

― Q ミツキータさんが演奏者を指名する時、気を遣っていることはなんですか?―

その場でいきなり演奏者を指名しているように見えますが、実は結構考えるのが難しいんです。出演者は大体一週間くらい前にわかります。時には前日という場合もありますが・・・、ある程度事前に考えて、当日本番前に、「今日はこんな感じで行きますよ。」と大まかな流れをお伝えし、曲を決めて頂きます。特に諸先輩方に対しては失礼にならないようきちんとお願いをするのが礼儀です。

― Q これからやってみたいと考えていることはありますか?―

音楽のジャンルにこだわらないライブにしたいと考えています。時には演奏を聴いてもらうだけではなく、その場にいる皆さん全員で楽しめるワークショップのようなものも取り入れたいと考えています。音楽だけではなく、場を盛り上げるサプライズも必要だと思い、実は今日はマジシャンをお呼びしています!

― Q 最後にミツキータさんの元気のモトはなんですか?

皆さんの笑顔です!皆さんの笑顔が私のパワーになります。私はいつも“これが最高”ということはないと思っていて、常に、今のベストを超える努力をすることが大切だと考えています。これからもチャリティー活動の長期継続を目指して頑張りますので応援よろしくお願いします。

―本番前のお忙しい中インタビューに応じてくださりありがとうございました―

【プロフィール】

東京都町田市出身。東京都新宿区在住。9月22日生まれ。乙女座。血液型O型

7歳よりクラシック・ピアノを始め、歌手を志す。 17歳より本格的にレッスンを開始、18歳でデビュー。
ドリー・ベイカー氏(Vo)にジャズを、アリシア・カニングハム氏(Vo)にボーカルトレーニングを師事。
1997年9月、「有馬 徹ノーチェ・クバーナ」との共演をきっかけにラテン音楽にも傾倒。
1998年10月、1st.CD「THE HEAT IS ON!」発売。
1999年6月、キューバの国民的イベント「ボレロ・フェスティバル」に出演、好評を博する。
2000年12月、砂田知宏氏(p,arr)をリーダーとして、18人編成による気鋭のビッグバンド「砂田BB&ミツキータ」結成。CD「GORGEOUS!」好評発売中。
2004年、第20回 日本ジャズヴォーカル賞「特別奨励賞」受賞。
2011年、本チャリティーライブがきっかけで(Vo)斉田佳子と「サイータ&ミツキータ(チャリティーライブ特別ユニット)」結成。
現在、復興支援のためのミニCD「夜空ノムコウ」制作中、11月にリリース予定。
日本における「ラテン系ジャズボーカリスト」の第一人者として活躍し、多くの後進の指導にもあたっている。
パワフルで確かな歌唱力、類希なエンターテイナーとしてFM局パーソナリティー、イベントやコンサートのMCとしてのキャリアも重ね、各方面からも注目を浴びている。


ピカイチ・ステージ!

毎回、ステージで繰り広げられるセッションの中で、小生がこれはNice!と思ったところをご報告したいと思う。
6回目の今回は、(Fl)井上信平氏選曲によるシャカタクのNight Birds!
これは圧巻だった。編成は、(P)砂田知宏、(B)角田隆太、(Dr)ジーン重村、(TP)田中哲也 ルイス・バジェ、(Fl)多田誠司 そして井上信平。 
Saxの多田氏が、今回はフルートに持ち替え、井上氏との豪華ツイン。田中氏、ルイス氏のペットもブロー炸裂!重村氏の軽快な16ビートのリズムに砂田氏のピアノが絡む。30年前、世界的なヒットとなったNight Birdsは、日本でも大人気を博したイギリスのフュージョンバンド「シャカタク」の曲だ。この曲に聴き覚えのある客も多かったに違いない。お店全体が乗りに乗った演奏だった。それにしても、この日はベースが一人しかいなかったため、最初から出ずっぱりの角田氏、相当疲れていると思いきや、なんのなんの、しっかりとしたプレイを聞かせて頂いた。なんと彼は、つのだ☆ひろ氏の甥っ子さんだとか。タフさは血統か?納得!これからもジャンルを越え、スリリングで面白いセッションが見られるかと思うと、毎月楽しみである。

レポーター:聖

六本木サテンドール
東日本大震災発生以来、チャリティライヴを継続開催されています。

出演するミュージシャンは無償出演。
観客の皆様が支払うミュージックチャージ、ミュージシャンの皆様のドリンク代、募金箱・・・の合計金額を毎回、みやぎびっきの会こども基金に寄付して下さっています。

六本木サテンドール震災チャリティライヴジャズのプロフェッショナルである皆様が、ご自身のテリトリーで毎月チャリティライヴを開催することの心意気に心からの拍手を送ります。

また、このチャリティライヴに足を運んで下さるオーディエンスの皆様にも心からお礼申し上げます。

ジャズ・・・と言えば、私たちみやぎびっきの会では、朝丘雪路さんとコラボアルバムを出している小柴大造さん、ジャズ番組の司会でお馴染みの小川もこさん、ルイ・アームストロングの歌真似をしたら日本一(当社比!)の山寺宏一さんなどなど、縁も深いです。

毎月開催されるこのチャリティ・ライヴにびっきメンバーもセッションさせて戴くことしばしば。

ジャズをお聴きになる方も、なかなか足を踏み入れられずに居た方も、この機会に六本木サテンドールまでジャズを聴きに行きませんか?

2011年
4/17 5/16 6/13 7/4 8/15 9/5 10/3 11/7 12/5

2012年
2/6 5/7 8/6 11/5



大きな地図で見る
JAZZ RESTAURANT SATIN DOLL
  東京都港区六本木4-11-5 六本木ビルアネックス 4F
  TEL. 03-3401-3080

第1回 04/17 OPEN 5:00 pm ~ 10:00 pm C+MF ¥2,800
(P)市川秀男、遠藤律子、北島直樹、砂田知宏、続木 徹 (B)グレッグ・リー、高瀬 裕、安カ川大樹、山本裕之(Ds)稲垣貴庸、佐藤節雄、ジーン重村、美座良彦、守 新治 
(Sax)近藤和彦、佐藤達哉、多田誠司 (Tp)松島啓之 (Vln)寺井尚子、鈴木不尽子
(Vo)亜樹山ロミ、麻生ミツキータ光希、一泉ナオ子、SATORI、斉田佳子、財満光子、白井愛子、ちほわたなべ、 西川珠香子、にし孝二、萩原えりこ、松浦理恵、村瀬由衣、森岡典子
【びっきこども基金・みやぎびっきの会】 小柴大造
山寺宏一(声優、俳優、おはスタ・メインMC)、小川もこ(ラジオパーソナリティー)
第2回 05/16 OPEN 6:00 pm ~ 12:00 pm C+MF ¥2,800
(P)あびる竜太、今田 勝、砂田知宏、田中裕士 (B)納 浩一、河原秀夫、山下弘治
(Ds)奥平真吾、ジーン重村 (Sax)大山日出男、近藤和彦、藤陵雅裕、山田壮晃
(Fl)井上信平 (Tp) 鈴木正晃、原 朋直 (Vln)牧山純子
(Vo)秋元直子、麻生ミツキータ光希、飯田久美子、池田聖子、一泉ナオ子、オクリー、小倉 碧、久保田裕加、佐藤由佳、斉田佳子、財満光子、中谷泰子、藤倉メグミ、藤田佐奈恵、mamiko、村瀬由衣、元山いづみ、有桂
【サイータ&ミツキータ(チャリティーライブ特別ユニット)】斉田佳子&麻生ミツキータ光希
【びっきこども基金・みやぎびっきの会】小柴大造
第3回 06/13 OPEN 6:00 pm ~ 12:00 pm C+MF ¥2,800
(P) 出口 誠、砂田知宏 (B)香川裕史、グレッグ・リー、角田隆太、増原 巌
(G)宮崎信義 (Dr)トミー・キャンベル、村井洋介、守 新治
(Sax)大山日出男、多田誠司、三木俊雄、miwako 、山田壮晃
(Vo)麻生ミツキータ光希、一泉ナオ子、斉田佳子、財満光子、しげのゆうこ、chiko、藤倉メグミ、藤田佐奈恵、ほんごさとこ、マミコ・バード、マリア・エヴァ、森岡典子、有桂
【Girl Talk】秋元直子、小倉 碧、久保田裕加
【ブラザーシスターズ】小川幸子、中野渡章子
【サイータ&ミツキータ(チャリティーライブ特別ユニット)】斉田佳子&麻生ミツキータ光希
【びっきこども基金・みやぎびっきの会】小柴大造
第4回 07/04 OPEN 6:00 ~ C+MF ¥2,800
(P) 砂田知宏、田中裕士、二村希一 (B) 佐瀬 正、角田隆太、山下弘治   (Dr)稲垣貴庸、高橋 徹、トミー・キャンベル、守 新治  (Sax)miwako、山田壮晃  (Tb)志賀聡美 (Vo)亜樹山ロミ、麻生ミツキータ光希、飯田久美子、一泉ナオ子、海老原しのぶ、オクリー、菊地真紀、高樹レイ、斉田佳子、財満光子、スミ☆アヤコ、chiko、藤田佐奈恵、マミコ・バード、MIRANO、宮崎有紀子(ふたつゆ)、森岡典子、有桂、結城章子、吉本ひとみ
【Girl Talk】秋元直子、小倉 碧、久保田裕加
【ブラザーシスターズ】小川幸子、中野渡章子
【サイータ&ミツキータ(チャリティーライブ特別ユニット)】斉田佳子&麻生ミツキータ光希
【びっきこども基金・みやぎびっきの会】小川もこ、小柴大造
第5回 08/15 OPEN 6:00 ~ C+MF ¥2,800
(P)川久保典彦、北島直樹、砂田知宏、 (B)グレッグ・リー、ジャンボ小野、角田隆太、横山 裕 (Dr)小林陽一、村井洋介、守 新治 (Sax)大山日出男、佐藤達哉、miwako、山口真文、山田壮晃 (Tb)高瀬龍一 (Fl)小島のり子
(Vo)秋元直子、麻生ミツキータ光希、一泉ナオ子、斉田佳子、財満光子、 スミ☆アヤコ、藤田佐奈恵、マミコ・バード、MIRANO、村瀬由衣、森岡典子、有桂、結城章子
【サイータ&ミツキータ(チャリティーライブ特別ユニット)】斉田佳子&麻生ミツキータ光希
【びっきこども基金・みやぎびっきの会】小柴大造
第6回 09/05 OPEN 6:00 ~ C+MF ¥2,800
(P)砂田知宏、関根敏行、柳原由佳(ふたつゆ) (B)角田隆太 (Dr)ジーン重村、村井洋介  (Sax)多田誠司、miwako、山田壮晃   (TP)田中哲也、ルイス・パジェ  (Fl)井上信平 (Vo)亜樹山ロミ、麻生ミツキータ光希、池田なみ、斉田佳子、財満光子、清水方代、chiko、ちほわたなべ、中谷泰子、宮崎有紀子(ふたつゆ)、有桂、Ryo-ka
【サイータ&ミツキータ(チャリティーライブ特別ユニット)】斉田佳子&麻生ミツキータ光希
【マジシャン】 仲野康夫
【フォトグラファー】 内山 繁 マイルスに一番近づいたフォトグラファー
第7回 10/03 OPEN18:00 ~ 24:00 C+MF¥2,800
(¥2,800のミュージックフィ全額を寄付いたします) 
井上祐一、砂田知宏、友金まゆみ (P)、グレッグ・リー、成重幸紀(b)
村井洋介、小林浩一、田鹿雅裕(ds)、山田壮晃(Sax)、Doremi♪(Per)
麻生ミツキータ光希、飯田久美子、池田なみ、一泉ナオ子、川瀬ゆみ
財満光子、佐藤由佳、千景、ちほわたなべ、中谷泰子、林 実里、マミコ・バード
マリア・エヴァ、宮崎友紀子(from ふたつゆ)、藤倉メグミ、藤田晶子、藤田佐奈恵
二見あかね、有桂、ブラザーシスターズ〔小川幸子&中野渡章子〕(Vo)
【マジシャン】 仲野康夫
【みやぎびっきの会・びっきこども基金】 小柴大造(Vo)
第8回 11/07 OPEN18:00 ~ 24:00 C+MF¥2,800
(¥2,800のミュージックフィ全額を寄付いたします) 
(P)砂田知宏、田中裕士、三木成能 (B)佐々木悌二、角田隆太、山下弘治
(Dr)井上尚彦、村井洋介、守 新治 (Per)Doremi♪
(Fl)井上信平 (Sax)原川誠司、山田壮晃 (Tp)谷殿明良
(Vo)亜樹山ロミ、麻生ミツキータ光希、飯田さつき、一泉ナオ子、財満光子、斉田佳子、高樹レイ、冨田佳音、マミコ・バード、藤倉メグミ、藤田晶子、藤田佐奈恵、有桂、Ryo-ka、吉本ひとみ
【ブラザーシスターズ】 小川幸子、中野渡 章子
【サイータ&ミツキータ(チャリティーライブ特別ユニット)】 斉田佳子&麻生ミツキータ光希
【マジシャン】 仲野康夫
【フォトグラファー】 内山 繁 
【みやぎびっきの会・びっきこども基金】 小柴大造
第9回 12/05 OPEN18:00~24:00 C+MF¥2,800
(¥2,800のミュージックフィ全額を寄付いたします) 
(P)石田桃子、北島直樹、砂田知宏 (B)落合康介、河原秀夫、古木佳祐 (G)高嶋 宏 (Dr)小林陽一、村井洋介、守 新治 (Per)Doremi♪
(Fl)井上信平 (Sax)原川誠司、miwako、山田壮晃(Tp)田中哲也 (Tb)佐藤春樹
(Vo)麻生ミツキータ光希、飯田久美子、飯田さつき、石田桃子、小川幸子、斉田佳子、財満光子、千景、ちほわたなべ、冨田佳音、TOYONO、萩原えりこ、藤倉メグミ、マミコ・バード、みづもとあつこ、Miyui、有桂、結城章子、Ryo-ka
【マジシャン】仲野康夫
【和太鼓ユニット】 
【フォトグラファー】内山 繁 
【みやぎびっきの会・びっきこども基金】小柴大造、山寺宏一

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